私が住む静岡市清水区。
この区内の森林の内
約75%が人工林です。
この人工林が成熟期を迎えているそうです。
“もう木材として使えますよ〜”
という時期です。
伐採をして
丸太として山から運び出し
製品として市場に出します。
伐採の後には
新しい苗木を植樹します。
山を循環をさせていきます。
しかし、現状はどうでしょうか。
木材需要が伸び悩み
木材価格が下がっているようです。
丸太1m3 単価でいいますと
ヒノキ:14,000円
スギ :10,000円
通常、山から切り出される
20〜22cmの径 長さ4m材として計算すると
ヒノキ1本あたり2800円ほど
スギ1本あたり1700円ほど。
住育寺子屋イノ幸塾長のブログでは
木材価格のお話が書かれています。
古民家研究家
コミンカニスト川上幸生氏のブログでは
丸太を買った女性のお話が書かれています。
私たちは
ヒノキ1本の値段を言われても
それが高いのか?安いのか?
判断が付きません。
その価格の評価は
世間の流れであったり
知り合いの情報だったり
定めるものがないのが現状です。
結果、自身で調査して
結論を出すしかありません。
50年かけて育てた丸太1本3000円?
なんとなく、変だなぁと言う感じはあります。
全国を始め
木のソムリエが中心となり
木のソムリエツアーが開催されています。
ここ静岡県でも過去2年開催されました。
木のホントのコトを学びます。
それは、学んだ方の判断基準になります。
その判断
自身を持って選択して頂きたいです。
そのために私はサポートしていきます。
最近のニュースでは
暖かい気候というワードが
多く使われています。
ここ清水も今年は
霜も降りず、氷もはりません。
変わり始めている何かが
私たちにも見えるようになってきました。
気候も山々も、木々たちも
今日もありがとうございます