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《中略》
経営コンサルタント
ジェームズ・スキナーさんが
セミナーでこんなことを言っていた。
「過去の記憶の中で生きるのはもう止めて、
新しいストーリーを初めてみませんか」
「会社はストーリーである」と彼は言う
そして「ストーリーを描いたら人に語るべきだ」と。
1974年
アップル創業者 スティーブ・ジョブズは
会社設立にあたり
コンピューターエンジニアのウォズニアックという男に
「一緒にやらないか」と声をかけました。
当時のジョブズの資産はゼロ。
払える給料もゼロ。
他に社員はいない。
それでもウォズニアックはやってきた。
ジョブズが語った
「パーソナルなコンピュータを作って世界の人々をワクワクさせよう」
というストーリーに乗ってきたのだ。
会社のストーリーをいかに上手に語るかが重要である。
下手に語っていると
社員の士気は上がらず
面接に来た学生は「やめときます」となるだろう。
商品もストーリーだ。
語るべきはお客様。
たとえば、フェラーリという車は
通勤や家族サービスなどに使う車ではない。
女性にモテたいと思っている男に語るストーリーである。
「助手席にスタイル抜群の金髪の女性が乗ってきますよ。
2000万円でいかがですか」
そのようなストーリーを生きたいと思っている男性なら
「買います」となる。
皆さんが扱っている商品は
どんなストーリーを持っているだろうか。
人生もストーリーだ。
より豊かな人生を生きようと思ったら。
より豊かなストーリーを描かなければならない。
今まで「原作」に縛られている人もいるだろう。
「頭が悪いのは貧乏で塾に通えなかったからだ」と親のせいにしたり
「足が遅いのはうちの家系に速い人は一人もいないから」と先祖まで持ち出したり
「成功しないのはこんな田舎にいるからだ」と環境のせいにしたり。
「お金がない」「時間がない」
「もう年だ」「自分には障がいがある」
そんなことを一切考えないで
「こんな恋をしてみたい」
「こういう家庭をつくりたい」
「こんなことをやってみたい」と
頭のなかで自由にこれからのストーリーを描いてみよう、と
ジェームズさんはお話になりました。
「20年前のこと、10年前のこと
いや昨日までのことはどうでもいい。
もう過去の記憶のなかで生きるのはやめましょう」と。
4月に入り、新年度。
みなさんが新しいストーリーを描くことができる
絶好の節目だ。
抜粋:みやざき中央新聞 2643号 社説
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ご縁を頂く皆様の多くは
「使いにくくなった」
「古くなった」などの気持ちをきっかけに
ご連絡頂きます。
お問い合わせはご連絡を頂く動機であり
それは過去の記憶からくるもの。
ではこのご縁をきっかけに
未来へどんなストーリーを描くのか。
皆様が描いているストーリーを
私自身がしっかりと共有しなければなりません。
もしかすると、
もっと素敵なストーリーに書き換わることもあるかもしれません。
その次には
完成したストーリーを職方さんと共有しなければなりません。
もしかしたら
もっと良いアイデアでストーリーに華を添えることができるかもしれません。
オーナー様
職人さん
そして、私たち
より素敵なストーリーを一緒に描いていきたいと思います。
今日はどんなストーリーを描きましょうか。
明日は千葉・いすみ市へ
今日もありがとうございます