NHK 鑑賞マニュアル
『美の壺』
file 334 古材 古びの美と暮らす
放送 2014年3月13日
http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file334.html
先日、ふと再放送に出会いました。
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壱のツボ
古材が持つ歴史を楽しむ
古材家具店 店主
高橋章良さんのお話
新しいものにはない温かみを感じられるのが良いところです。
時間を経過することでいろんな傷や汚れが付いて
それが逆に魅力になっていると思います。
大工の岸本耕さんのお話
古材を扱っていておもしろいのは
昔加工した職人の仕事の痕を見ると
使っていた道具が想像されることです。
古材を活用した家にお住まいの
小飯塚一也さん 明美さんのお話
手作りのものって
人を幸せな気分にさせるでしょ。
そういうところが
家全体にあふれているという感じがして
すごくいいです。
弐のツボ
悠久の時を超えて、輝く
古材商4代目 島村義典さんのお話
物によってはワイン色ともいいますけど
そこまでの色に甦らせてこそ初めて
古材の良さが現れると思っています。
銘木商 村尾泰助さんのお話
古材と申しましても
古いだけの木もあります。
例えば遺跡から発掘された木も
確かに古いんですけども
それが美しいかどうかというのがまず
第1のポイントですね。
参のツボ
風と光で古材を活かす
東洋文化研究者のアレックス・カーさんのお話
日本の古い家はみんな好きですね。
材木が古くなって
漆のように黒くなったり
木が感じさせる大きさっていうか
やっぱりすごいですね。
独特の美しさです。
浜美枝さんのお話
家族がみんな寝静まって
1人になった時
ここにこうやって正座して梁とか柱をじーっと眺めていると
この40年間
家族とともにここで暮らしてきた家族の歴史を
ずっと見つめてくれていた木が
やさしく包み込んでくれるように感じて
それは私のかけがえのない時間でしたね。
抜粋・参照
NHK 鑑賞マニュアル『美の壺』
http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file334.html
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先人の想いが詰まる
『古材』『古民家』
大切にしていきたいと思います。
先日の内覧会でも
この番組を見られた方がいらっしゃいました。
なにかわからないけど
いいよね〜っとおっしゃっていました。
日本の文化が宿る古民家
未来の子ども達へ繋げていかなきゃですよね
今日は冬至。
日が一番短い日ですね。
17時を回ったばかりでも
もう外は真っ暗です。
今日もお疲れ様でした。
ありがとうございます