昭和30年に建てられた民家
まもなく60年になります。
当時はこんな図面が使われていたのですね。
カーボン複写式です。
これ以外の詳細図面はありません。
あとは職人さんの技術と経験で
造り上げていったのでしょう
この古民家が建つ場所に
ご子息が新築されるようです。
結果、解体することになりました。
お施主様は
新築される業者にも解体のお話はされたようです。
しかし。。。
写真のような立派な材をなんとか生かすことはできないのか。
私の思い出をなんとか残すことはできないのか。
と、ご相談頂きました。
私たちにできることは
古材鑑定を行い、古材の価値を見いだし
循環型解体を通じて、古材の生かし取りをおこない
古材を買い取らせて頂くということです。
この取り出された古材は
他の場所で生かされることになります。
この古材を気に入ってくれた
新しい持ち主のところで
新たな役割を与えられることでしょう。
そのまま解体され
チップ材等で処分されることが普通の世の中。
その材の価値を見極め
生かし取りすることで
新たな活躍の場を得る可能性があります。
古材鑑定書により
古材の価値を見出し
循環型解体の準備を進めようと思います。
よくみると
貴重な資材がまだまだあります。
なんとか生かせないものでしょうか。。。
古材鑑定は
そこに住む方々のココロを未来へ繋げる方法です。
今日もありがとうございます