匠に出会いました。
その匠の事務所の本棚からでできたものは。。。
この匠の名は、伊東陽介棟梁
今年から加工場を持ち
静岡県焼津市を中心に
一人親方で活躍されています。
技術は親方から学ぶのが本来の修行です。
そこで身につけたものを
現場で発揮していきます。
この愛読書は親方から譲り受けたもの。
大工の墨付け・刻みの基本が書かれていました。
現在も棟梁とは言え、まだまだ研鑽を積まれています。
時が来れば
この愛読書は次の世代に渡るのだと感じました。
先日こんな情報を目にしました。
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大工さんの数は1980年の約94万人から2000年の約67万人、 2010年には約40万人に減少し、 東京オリンピックが開催される2020年には 21万人まで落ち込むと推定されています。 とくに30歳未満の若手の比率が低下し、 50歳以上が増えて高齢化が進んでいます。
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ここまで減少すれば
木造の住まいは建たなくなります。
先人から培われてきた技術を
次代へ繋げなくてはなりません。
その一役を
伊東棟梁のように
若い職人さんが担わなければなりません。
そこに必要なことは
大工の技術・心得をコトとして住まい手に伝える。
その役割は私なのかもしれませんね。
大きく見える棟梁の姿。
今後ともご指導よろしくお願いいたします。
今日もありがとうございます