改めて訪れた
鞠子宿 宇津ノ谷集落。
今日は生憎の雨模様となりました。
外国人観光客の誘客と宇津ノ谷古民家活用について
静岡市の事業に協力する形で
本日調査に入りました。
もちろん
一般社団法人静岡県古民家再生協会
会員のみなさんも一緒です。
雨の中、4人の古民家鑑定士にご協力頂きました。
3軒の古民家を調査します。
1軒目は 一番上に位置する「大上屋」さん
戦前に建てられたので
築80年ほどでしょうか。
住われなくなってから10年が過ぎているようです。
もちろん伝統工法で建てられています。
本屋の周囲に在来工法にて
増築されています。
それは、キッチン・浴室・トイレ等。
以前は宅外の土間にあった水廻りです。
時代と共に
使いやすい環境へリフォームを重ねた様子が伺えます。
瑕疵を補修していけば
まだまだ使える古民家です。
2軒目は、そのお隣。
築は不明です。
隣接して鉄骨梁を利用した納屋もあります。
中に入ると。。。
雨漏りが広がっていて
梁や柱に多大なる影響が出ています。
図面を作成しながら調査に入りました。
もしこの古民家を活用するのであれば
再度詳細な調査が必要になります。
それよりも前に
雨漏りの一時修繕が最優先ですね。
3軒目は
お住いのご家族が
市外へ移動され空き家となっていました。
状況は一番良い古民家ですね。
本日3軒の調査は
古民家の活用に大きく影響してまいります。
静岡市に報告をするべく準備していきます。
夜は地域との懇談会です。
アレックス氏にも同席頂いて
宇津ノ谷集落の未来を考えます。
もちろん答えがあるわけではありません。
答えはみなさんんで創り上げていくもの。
そのキーワードをあげながら
この地域に必要なものを探していきます。
不安や慎重さはもちろん存在します。
でも集落のみなさんの想いが相伴って
この集落の明るい未来を作り上げます。
本日は宇津ノ谷集落の未来に携わる機会を頂きました。
地域が元気になるっていいですね。
今日もありがとうございます