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地域に求められていることは、
観光でいらしたお客様に
どのように良い印象を持ってもらうかなんですよね。
いすみ鉄道 社長のブログより 抜粋
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このブログ記事の題名は
《 田舎でコストを論じるな その2 》
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北海道へ行った観光客としては
広い大地の真ん中の町に立ち寄って食べる焼き鳥は
100円である必要はありません。
ふだん、
地元の商店街で買うなら
せいぜい100円が良いところかもしれませんが、
せっかく旅行に出たんだから
例えば1本300円出したって
それに見合う焼き鳥であれば
観光客は食べますよね。
カレーライスだって
そりゃあ地元で食べるお昼ごはんならば500円にしておきますが
観光地なら1500円、2000円出したって
それに見合うようにお肉や野菜がゴロゴロ入っているカレーだったら
観光客は食べます。
せっかく来たんだから
と言いながら
そこでしか味わえない非日常体験をするのが観光ですから
つまりはそういうものなのです。
そういう時に
コストばかり気にしたような安っぽい料理を出していたら
その町の印象そのものが安っぽくなってしまいますから
駅弁だってちょっと豪華に1200円とか1500円出して
せっかく来たのだから食べてみたくなるようなものを提供すればよいのです。
昭和の時代の観光地は
実は逆で
観光地なんだから高くてまずい
というのがほとんどでした。
その代表的なのが海の家のラーメンと言えば
わかる人はわかると思いますが
高いばかり高くて
味は最低の食事というのが
観光地には多く見られたのですが
今、それをやったら
口コミですぐに広がって
あっという間にお客様が来なくなってしまいますから
そういう商売はできなくなりました。
いすみ鉄道 社長のブログより 抜粋
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先週金曜日に
アレックス・カー氏とご一緒した宇津ノ谷集落。
市街からは離れた場所で
今のままでは、観光客もままならないのかもしれません。
宇津ノ谷に足を踏み入れた方々に
どのように良い印象を持って頂けるのか
宇津ノ谷集落で
宿泊して、食事して、散策して
また来たいね。と思って頂けるのか。
そこにある古民家集落は
欠かせない存在としてあり続けるのだと思います。
宇津ノ谷集落に
非日常的な空間と時間を創り上げる
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日本という国は
田舎にこそ
可能性がたくさん眠っていると
私は確信しています。
いすみ鉄道 社長のブログより
平成28年10月28日の記事 より抜粋
HPはこちら
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可能性が広がった
アレックス・カー氏と鳥塚社長さんのブログ
素敵なご縁です
今日もありがとうございます