今回の古民家鑑定は
築年数は不明ですが古さを感じます。
と共に、永らく住まわれていないためか
屋根瓦は落ち
雨漏り多く、本当に大丈夫かと思わせます。
すでに多くの場所が傷んでしまっていると思われます。
今回の古民家鑑定は
古民家鑑定士資格をお持ちの大工職人さんに同行頂き
この古民家の可能性も探って頂きました。
宅内に入って見ると
雨で濡れているところや
外壁付近の劣化は著しいものの
水の掛からない部分は意外としっかりしています。
この写真は大黒柱周辺です。
大きな瑕疵もなく
まだまだ存在感を醸し出しています。
そして大きな梁たち。
ここも劣化は見られません。
長い時間
風雨に晒された部分は、劣化が激しいことがわかります
しかし、そうでない部分は
部材はしっかりしています。
外からの見た目
内部を覗いた時の散らかり感
周辺の無法感など
様々な先入観から
私たちは古民家の可能性を奪っていると感じます。
減築や改修を進め
古民家の専門家でもある
伝統再築士のアドバイスを頂きながら
活かせる可能性が出てきました。
さらにそこには
大工職人や他の職人の技術は不可欠です。
みなさんのチカラが結集してこそ
未来が開けてくると思います。
古民家鑑定の評価が楽しみですね。
今日もありがとうございます