もうひとつの京都
著書 アレックス・カー氏
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この本は歴史の教科書でもなく
京都の重要なことをまとめた集大成でもなく
ある特定の寺院についての解説書でもありません。
観光ガイドや歴史書に出てくるような詳細な情報
たとえばお寺の開創年
アクセス情報
メインの見どころは述べていません。
それより
私とキャシーが京都の表通りよりも裏路地を歩いて興味をもったものを
追求して得た知識や情報を盛り込みました。
(中略)
この本で述べていることは
一般的に教わる日本と京都の歴史とは合致しないかもしれません。
あくまで「口伝」であり、
これまで誰も書き下ろしたことのないものです。
本文「はじめに」より抜粋
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私たちにとって
当たり前のこと。
その当たり前のことを
違った角度から見定めて
日本の文化を読み解いています。
そんなこと気にもしなかったことが
意味を持ちながら
古都・京都に時代を越えて繋がっていることを
表現されています。
史実とは違うのかもしれませんが
新しい京都を垣間見ることができそうです。
私たちの文化・慣習にも
当たり前で見えていないことが多いように感じます。
でも、一歩下がって視野を広げることで
新しい文化・慣習に出会えるかもしれません。
そう
勇気を持って
一歩下がって。
今日もありがとうございます