2016年度
長期滞在型・ロングステイ観光学会
第4回 古民家ロングステイ普及促進分科会
本日はオブザーブ参加させていただいています。
観光庁 国際観光課 田中課長様
一般財団法人ロングステイ財団 常岡氏 浅野氏
一般社団法人古民家再生協会滋賀 大森理事長
一般社団法人古民家再生協会東京 杉本理事長
一般社団法人栃木県古民家再生協会 鈴木理事長
一般社団法人古民家活用推進協会 岩下代表
一般社団法人静岡県古民家再生協会 ダヴィ氏
一般社団法人全国古民家再生協会 井上氏
参加されたみなさんが、意見交換を進めています。
観光庁 田中氏から
日本の観光ビジョンの紹介です。
「明日の日本を支える観光ビジョン」
〜世界が訪れたくなる日本へ〜
「観光先進国」への「3つの視点」と「10の改革」
視点1 観光資源の魅力を極め、地方創生の礎に
・「魅力ある公的施設」を、ひろく国民、そして世界に開放
・「文化財」を、「保護優先」から観光客目線での「理解促進」、そして「活用」へ
・「国立公園」を、世界水準の「ナショナルパーク」へ
・おもな観光地で「景観計画」をつくり、美しい街並みへ
視点2 「観光産業を革新し、国際競争力を高め、我が国の基幹産業に」
・古い規制を見直し、生産性を大切にする観光産業へ
・あたらしい市場を開拓し、長期滞在と消費拡大を同時に実現
・疲弊した温泉街や地方都市を、未来発想の経営で再生・活性化
視点3 「すべての旅行者が、ストレスなく快適に観光を満喫できる環境に」
・ソフトインフラを飛躍的に改善し、世界一快適な滞在を実現
・「地方創生回廊」を完備し、全国どこでも快適な旅行を実現
・「働きかた」と「休みかた」を改革し、躍動感あふれる社会の実現
(平成28年3月30日策定)
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また
歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォースでは
明日の日本を支える観光ビジョンに基づいて
農山漁村を含めた地方にひろく存在する
古民家等を活用した魅力ある観光まちづくりを推進しています。
ここでの課題は4点。
・人材の確保
・行政との連携
・公的支援
・規制緩和と制度改革
これらの課題を解決するために
戦略的に進めていくようです。
詳細は
2017年3月に報告書の中に記載されるようです。
会議参加の皆さんからは
・訪日外国人へのプロモーションの方法
・日本人目線と外国人目線での違い
・狙いを定めた情報発信
などの意見がありました。
2000万人や4000万人のすべてをターゲットとするのではなく
その地域の資源に合わせた誘客を進めることが
今後の課題になりそうですね。
これらの成果は
長期滞在型・ロングステイ観光学会
第1回全国大会にて分科会の発表となります。
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またひとつ
古民家活用の未来が開けてきました。
今日もありがとうございます