古民家鑑定
古民家 床下診断
古民家 伝統耐震診断
古民家を未来の子ども達へ繋げるためには
欠かせない3つのインスペクションです
その中のひとつ
古民家の伝統耐震診断は
古民家の特性を生かした診断方法です。
よって
住環境などに影響されます。
今回ご依頼頂いた古民家は昭和8年に建てられました。
築84年ですね。
しばらくは作業場として使われていましたが
ここ2年ほど空き家となりました。
この古民家
地域の幹線道路に面しています。
乗用車 トラック ダンプ 路線バス等々
切れることなく通過しましす。
その影響で
古民家の伝統耐震診断において
計測ができないのです。
思案した結果
車も少なくなる深夜を狙って診断を実施します。
初日は深夜3時から測定開始です。
が、ここでまたしても自然に行く手を阻まれます。
それは大雨。
建物が揺れてます。
これも測定に影響します。
この日は5時間測定し2つのサンプルのみ。
これでは診断できません。
そして2日目の夜は12時から。
4時間かけて3サンプルを計測し
診断できる状況になりました。
2夜連続の真夜中の古民家の伝統耐震診断。
古民家の特性を生かす計測だからこそ起きた事態に
自身の甘さを痛感しながら
古民家の強さを実感しました。
床下診断はモーグルくんの出番ですね。
古民家のインスペクション
大切な機会となります。
今日もありがとうございます