FSCやSGECと言った森林認証制度
お客様からご紹介いただいたので
少しだけ勉強しました。
世界には様々な森林認証制度があります。
中でも最も広く普及しているひとつが
FSC®(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会 以下、FSC)森林認証です。
この認証制度には
適切な管理がなされている森林を認証するFM(Forest Management:森林管理 以下、FM)認証
と
FM認証を受けた森林から産出された木材・紙製品を
適切に管理・加工していることを認証するCOC(Chain of Custody 以下、COC)認証
があります。
FSCのFM認証の審査は
環境影響や地域社会
先住民の権利などを含む
世界共通の10原則56規準に沿って実施されます。
FSCのCOC認証の発行件数は
森林認証制度のうちで最も多く
国際的に信頼性が高いと評価されています。
一方、SGECは
2003年に国内の森林を対象として
SGEC(Sustainable Green Ecosystem Council:緑の循環認証会議 以下、SGEC)森林認証が創設されました。
2016年6月には
SGECがPEFCから相互承認され
SGECの認証材はPEFCの認証材としても流通させることが可能となりました。
PEFCとは
PEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes 以下、PEFC)森林認証です。
いずれの制度も
森林を認証する制度です。
地域の山の資源を未来の子ども達へ繋げるために
認証され流通されることは
大切な事だと思います。
私たち工務店もその制度の趣旨をしっかり理解して
お客様にご提案していかなければなりませんね。
日頃、自然乾燥材を供給いただいている
杉山製材所さんに伺ってきました。
ここの製材所は
SGEC認証工場です。
短い時間でしたが
認証制度についてご教授頂きました。
認証材は製材土場ではしっかりと分けれれて管理されているそうです。
次は
FSC森林認証の勉強に行きたいと思います。
今日もありがとうございます