日本の住まいには
伝統的に台所、井戸、玄関、大黒柱など
生活の要ともいえる場所に
神様をおまつりしています。
それは
国や土地に根差した神様をまつるとともに
家の魂をまつるとされています。
また
家族の和や秩序を守り
絆を深めるという側面もあります。
住まいにおける神様のお祀りは
食前に神饌として、米、塩、水の3点をお供えします。
また、榊の水を替えお参りします。
1日と15日には榊を入れ替えます。
この取替日が、新暦か旧暦か
自分では迷うところ。
神様を飾る神棚
職人さんからは寸法があるよ、とよく聞きます。
間口は3尺6寸5分。
1年の365日から数字をとったもの。
奥行きは1尺2寸
1年の12ヶ月から数字をとったもの。
厚みは1寸。
1日から数字をとったもの。
1日1日、12ヶ月、365日の間
ずっとお守り下さいと願いを込めて作った
神棚(縁起棚)の基本サイズのようです。
これだけが正解というわけではありません。
取り付け位置などによって
当然、大きさは変わってきます。
とは言うものの
本当に昔の人はよく考えましたね。
今日もありがとうございます