毎年3月3日。
和歌山県和歌山市
淡嶋神社で行われています。
1年間に奉納された
思い出の雛人形約6000体に祝詞をあげ
長さ2メートルの白木の小舟3隻に
計450体の雛人形を積み込みます。
そして
祈りを込めて春の海へ送り出すそうです。
昭和37年から続くこの行事。
以前は参拝者が自らの手で海へ流していた様です。
雛人形の流れ着く先は
神様の国とされています。
雛流しに立ち会われた方達は皆さん
波間に見え隠れする雛人形を
見つめながら静かに手を合わせ
自身の幼い頃やお母さんのこと
無くなってしまった娘さんのことなどを
思い浮かべて涙されることもあります。
この日をきっかけに気持ちに整理をつけ
新たな一歩を踏み出す女性も多いんですよ
お話は
淡嶋神社宮司 宮田光穂さん
人々は
幼い頃から親しんだ人形に幸福の願いを託し
舟はその先を目指していきます。
(参照 SKY WARD 2014 MARCH)
今年の雛流しも
たくさんの思いが乗せられたのでしょうか。。。
今日もありがとうございます