藁といえば
稲刈りの終った後の畑に干してある。。
そう
あれです。
では
どのように活用されているのでしょうか。
国産稲わらは
約871万 t 生産されています。
この利用状況をみると、
飼料用は約1割
稲わらはすき込み・焼却等が約8割です。
平成15年度の飼料用稲わらの総供給量は、119万 t です。
このうち、
国内産稲わらは8.5割
輸入稲わらは 1.5割
(資料:国産稲わらについては、農林水産省生産局調べ )
意外と使われていません。
では
先人はどのように使われていたのでしょうか。
古くから
藁は生活用品に欠かせないものでした。
軽くて弾力があり
保湿性、吸水性、通気性に優れています。
やわらかいので
いろいろなものに加工して
家の中でも、外でも使われていました。
防寒や雨除けの箕や笠
草鞋や草履
田畑にかぶせて作物を保護
家の屋根や壁
畳床
藁箒
米俵
納豆などの発酵食品のいれもの
などなど様々な用途があります。
また
赤ちゃんを入れる藁のゆりかごもあったそうです。
家の中だけでなく
田畑に持っていきます。
温かくて丈夫。
雪の日も大丈夫だそうです。
働きながら見守り
泣いたら棒でつついてそっと揺らす。
なんとも幸せそうなあかちゃんの顔が浮かびます。
古民家にも欠かせない藁。
稲刈りが終れば大量に発生します。
先人は、様々なものに活用して
使ってきたことがわかります。
それこそ、知恵の集結です。
今年も田植えの時期になりますね。
週明けの月曜日。
今週も元気よくいきたいと思います。
明日は東京へ
今日もありがとうございます