今日は1日東京でした。
古民家動的耐震診断士
勉強会から始まります。
古民家動的耐震診断とは
以下の3つが目的です。
柔構造である伝統工法の耐震性能を評価する方法。
混構造建物の振動特性値を把握し、適切な耐震補強法を提案する方法。
伝統工法建築物が瑕疵担保責任保険を受けられるかを判断する方法。
そして
耐震性能評価指数C値と
その評価目安は
C≦20 十分安全です
20<C≦30 安全です。
30<C≦40 やや危険です
40<C 危険です
となります。
ちょっと専門的な話になりましたが
伝統工法の耐震評価につながります。
費用は工事前と工事後の2回の診断として
18万円(税別・交通費別)となります。
この診断を通じて
古民家の耐震評価を示して
皆様に安心と安全をお届けしています。
耐震評価に基づいて
再築基準により耐震補強工事を行います。
その方法は2通り。
1つ目は
古民家耐震パネル型面格子壁
滋賀県立大学
高田教授による
面格子壁による耐震向上研究により実証されています。
面格子壁の活用は
部屋が暗いので壁を取って明るくしたいが
強度が不安という方。
さらには
壁が少なく地震に弱そうであるが
壁で塞ぎたくないと言う方にオススメの
古民家耐震補強です。
2つ目は
古民家耐震ダンパーです。
時刻歴応答解析による補強計画。
この2つの方法で
地震から古民家を守ります。
それが古民家耐震診断士の役割です。
続いて
一般社団法人全国古民家再生協会
2016年度第1回理事会です。
引き続き
一般社団法人全国古民家再生協会
支援議員との古民家勉強会です。
全国からの要望を聞いて頂き
問題点を抽出して頂きました。
これからはその問題点の解決に
官民一体となり取り組んでいきます。
そのスタートの機会です。
と、たくさんの会議を重ねた1日でした。
でも、実り多き機会となったことは間違いありません。
脳みそがとろけそうですから。
明日知恵熱が出ないか心配です。
それでは帰路につきます。
全国からお集まりの皆さん
本日はお疲れ様でした。
またご指導よろしくお願いいたします。
今日もありがとうございます