歴史を越えて蘇る宿場町。
静岡市の西の端
丸子宿に東海道五十三次の宿場町が集まり開催されました
「第29回 東海道シンポジウム 丸子宿大会」
全国から、丸子地域の方々が会場に
300人ほどと伺いました。
私も講演会とシンポジウム、交流会に参加して参りました。
記念講演会では
一般社団法人全国古民家再生協会
特別会員 アレックス・カー氏が
「宿場を生かした地域活性化」のテーマでお話されました。
話を聴いていると
どの宿場町も蘇る可能性を秘めていること。
そして、ここに集まる皆さんが
今すぐに動かないと宿場町が消えていくと懸念されています。
先日の蒲原での講演でもお話頂いたように
街並みが消えていくスピードは早いです。
地域が中心となり
宿場町を残す目的を明確にして取り組む必要があると
改めて感じました。
シンポジウムでは
丸子宿・品川宿・宮宿の代表が
地域と宿場町の現状をお話頂いています。
どの地域も
歴史をしっっかりと学びながら特色を生かしていることが
発表されました。
逆に課題を聞いてみると
丸子宿は
地域全体の組織となり様々な活動を進めているが
そこに携わる若い世代の方々の参画、
また必要な資金の確保が課題です。
品川宿は
開発が進む中で
こだわりのある街並みをつくりながら
産・学・官を巻き込んで地域活性化を図っていきたい。
宮宿は
戦後復興で
歴史あるものが残されませんでした。
何もない中でも
人々が集まり宿場町とわかる地域資源を
作り出すことが課題です。
アレックスカー氏からは
寄付や行政の出資に頼るのではなく
独立採算できる産業や事業を確保して
安定した地域をつくることが大切とのこと。
全国にある宿場町。
温度差はあるものの
必死で取り組んでいる宿場町に触れることができました。
古民家再生協会にも
ご縁を頂きましたので関わり合いを持っていければと思います。
交流会にもお邪魔しました。
地元宿場町の名産が並びます。
そして静岡市 田辺市長もお見えになり
みなさんを歓迎しておりました。
私は。。。運転がありましたので
お酒をいただくことはできませんでしたが
緑茶を生かした地ビールと共に
乾杯させて頂きました。
今日もありがとうございます