『 法隆寺を支えた木 』
著:西岡常一 小原二郎
本日、読み終えました。
なぜこの本を手に取ったのか。
古民家鑑定士講習や住育学校など
様々な場面で
法隆寺の木の話になります。
1300年前のヒノキが使われていること
日本最古の木造建築であること
などなど。
では、実際私自身がどこまで知っているのかというと
きっと知っている風だったのでしょう。
この題名に出会った時
無意識に手に取っていました。
今では、書物でしか伝えられない西岡棟梁の話。
そんな中に有名な口伝があります。
塔組みは、木組み
木組みは、木のくせ組みは、
木のくせ組みは、人組み
人組みは、人の心組み
人の心組みは、棟梁の工人への思いやり
工人の悲を責めず、己れの不徳を思え
法隆寺大工の口伝
人の大切さ。。。
この口伝の薄皮一枚の意味すらも
読み取れない自身ではありますが
全てが繋がっていると思うと
自身の最初の一歩がとても大切になりますね。
スタートの方向が1mm違えば
ゴールは大きく逸れてしまします。
最初の最初の最初。
今日のご縁をココロに刻んで
明日も元気にいきましょう。
素敵なスタートがきれますように。
今日もありがとうございます