「 埒(らち) 」とは
囲いや仕切りを意味しています。
特に
馬場の周囲に設けた 柵 を意味しています。
馬を走らせて勝負を競う「競べ馬」の際に
柵があくまで競技が始まらないことから
物事の決まりがつかない
事態が進展しない
などの意味に使われています。
また別の説として
祝詞を読み終わるまで
神輿の柵が開かないことが語源と言われている説もあります。
以前は
肯定的な表現として
「物事の決まりがつく」や「かたがつく」などの意味で
肯定的に使われていたことも。
今日もありがとうございます