大谷石。
今からおよそ2,000万年前の火山噴出により堆積した凝灰岩で
宇都宮の北西・大谷地区周辺で産出されることから
通称、大谷石といわれています。
宇都宮市内を歩いてみると
あちこちに大谷石を用いた建物があるのに気がつきます。
登録有形文化財にも指定されている
「カトリック松が峰教会」
大谷石がふんだんに使われた建物です。
「カトリック松が峰教会」
宇都宮市松が峰1-1-5 TEL 028−635−0405
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この教会は大正時代
フランス人のカジセック神父が構想され
後に弟子のロジヤック神父が引き継ぎました。
1932年(昭和7)に完成しました。
設形者は
スイス人建築家マックス・ヒンデル(Max Hindel)(1887〜1963)
本格的ロマネスク様式の会堂で
壮大で華麗な姿に驚かされました。
会堂は1部3階建て
2階が礼拝堂
1階が幼稚園です。
40年ほど前に奉納された
パイプオルガンが中央に設置され
とても良い音色を奏でています。
この時はちょうどクリスマス前。
静けさの中に華やかな空間と
心落ち着く時間が流れています。
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