この本に出会いました。
賢者の書
the miracle book to enrich your rich
賢者の教えを抜粋しました。
第一の賢者の教え《行動》
行動の結果として我々が手に入れるものは
成功でもなければ、失敗でもない。
我々が手にするものは
一枚の絵を完成させるために必要不可欠な
パズルの1ピースに過ぎない。
であるから
行動を起こす時に何かを期待したり
失敗することを恐れたりすることには
何の意味もない。
大切なものは
必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと
そして
行動の結果返ってきたものをよく見て
どうやってこれを使うのかを考えることだ。
手にしたピースがたとえ期待していたものと違ったり
今の時分に耐えられそうにもないほど辛いものに思えたとしても
それは人生における失敗ではない。
かけがえのないパズルの1ピースを手に入れるという
大事な経験だったのだ。
完成した絵を見れば
そのことに気づくはずだ。
どうしてもそれが必要だったということに。
第二の賢者の教え《可能性》
人間には無限の可能性がある。
この宇宙にある
ありとあらゆるものを創り出した大いなる力は
人間を創り出し
すべての創造物の中で
唯一人間にだけ自らと同じ大いなる力を授けた。
それが「心」である。
このことを自覚し
自分には世の中に新しいものを生み出す
無限の可能性があることに気づき行動を起こすとき
自らの心だけでなく
宇宙を創り出した大いなる力が
様々なかたち手助けをしてくれる。
出会いや発見などを含めた
必要不可欠なパズルのピースをくれるという方法によって。
そうして人間は
不可能と思えるようなことを次々に実現してきた。
自分もその人間の一人なのだから
不可能と思えるようなビジョンを実現する
無限の可能性が自分にあるということを正しく自覚することが
人生の成功につながる。
第三の賢者の教え 《自尊心と他尊心》
自らの人生を素晴らしいものにするためには
これ以上ないほど自尊心を高めなければならない。
自分がかけがえのない存在であり
無限の可能性を持った唯一無二の存在であると
絶えず自らに言い聞かせる必要がある。
自尊心と同じ高さにまで
他尊心も高めている必要がある
ということだ。
世の中のすべての人間は
自分の知らない者まで含めて
ひとり一人が大いなる力を内に持つことを許された
無限の可能性を持つかけがえのない存在である。
そのことを知り
すべての他人を尊重すること
これが他尊心である。
自尊心と他尊心
この両者は同じ高さである限り
どこまでも高めても害はない。
それどころか
むしろ成功はどんどん近いもになる。
真のせいこうを手に入れるのは
そのことを最もよく理解している者なのである。
第四の賢者の教え 《目標》
人生における成功を
何になるかに求める人は多い。
しかし
これになれたら成功
幸せなどという職業は存在しない。
なぜなら
成功は職業についてくるものではなく
人についてくるものだからだ。
何になるかを目標にしても
成功を収めることはできない。
まず真剣に考えなければならないことは
どんな人間になりたいかである。
自らの理想とする人間像を追求することによって
驚くほど強い意志の力を人間は身に付けることができ
その過程の中で自ら進むべき道を自然と見いだし
何をやるべきかということは自ずと決まって来る。
大切なのはそのときに何をやっているかではなく
最終的にどのような職業についていようとも
その目標とする人間像が成功するに足る素晴らしい人間像で
そこに向かって日々努力する限り
成功は約束されているのである。
第五の賢者の教え 《今》
人生というのは
一冊の伝記を完成させるようなものだ。
そして人生を成功に導くために今日一日の中でできることは
ただひとつ。
今何を持っているいないに関係なく
今日一日
成功者としてふさわしい過ごし方をするだけだ。
後にその伝記を読む人が
今日新たに書き加えられた1ページをみて
「この人だったら、将来大きな成功を手に入れられるのは当然だ」と思えるような
そんな1ページにする。
今日一日をそういう過ごし方にするだけで
将来の成功は約束されたも同然である。
成功に向けて
今日一日できることはそれだけだ。
くれぐれも
もう書いてしまったページを何度も読み返して後悔したり
まだ書かれていない白紙のページをめくっては不安になったりすることに
この貴重な一日を使ってはいけないのである。
第六の賢者の教え 《投資》
世の中の成功者と呼ばれる人のほとんどが
無一文からスタートして巨万の富を築き上げている。
彼らは皆
投資をしたからこそ成功を手にすることができたのだ。
ただし
彼らが投資したものは決して金ではない。
自らの人生という貴重な財産を
時間という投資をしたのだ。
そして結果として
自らの描く
壮大なビジョンを完成させるために必要な
パズルのピースをすべて受け取ったのだ。
これが正しい投資である。
この投資は
現状としてお金があるないに関係なく
すべての人が平等に。
しかも今すぐ始めることができる。
賢者とはそのことをよく知り
時間を投資することを欠かさない人なのだ。
第七の賢者の教え 《幸福》
人間は何を探して生きているかという点において
二つに大別される。
ひとつは
自分を幸せにすることを探す人々。
もうひとつは
他人を幸せにすることを探す人々。
どちらを考えるかによって
自分の所属するオアシスが決まる。
自分を幸せにしてくれるものを探して生きる
東のオアシスの住人にとっては
この世は思うようにいかない
楽しいことの少ない場所になるだろう。
ところが
他人を幸せにできることを探す
西のオアシスの住人にとっては
この世は喜びに満ちた
楽しいことの多い場所になのだ。
もちろん
今の世の中の大部分は
東のオアシスの住人であろう。
そんな中で西のオアシスに住むのは
頭ではいいことだとわかっていても
なかなか行動できるものではない。
しかし
世の中の成功者は
すべて西のオアシスの住人であることを忘れてはいけない。
第八の賢者の教え 《言葉》
人生は
言葉によってつくられている。
その人に起こるすべての出来事は
その人が発したり
心の中で思い描いたりする言葉を
起因する当然の結果に過ぎない。
そして
自分が一番よく聞くのは
他の誰でもない自分の心の言葉である。
人は自らの言葉を他の誰よりも多く聞き
最も強く影響を受け
自らの使った言葉どおりの人生が待っているのである。
ということは
今日一日思ったり使ったりする言葉は
成功が約束された者がきっと使うだろうと
思えるような言葉でなければならないということだ。
今の自分が
成功している
あらゆる幸せを手にいれられる人生の途中にいる
ということを認める言葉を自らに聞かせ続けることによって
さらに大きな成功が手に入るのである。
最後の賢者の教え① 《感謝》
人生をより素晴らしいものにするためには
とにかく感謝の言葉を多く口にする毎日を送らなければならない。
人間は誰一人として
一人で生きてゆくことはできない。
今日一日生きていられるのも
幸せな一日にできるのも
あらゆる人が生きる手助けをしてくれているからなのだ。
その恵みに感謝しなければならない。
自分と出会うすべての人や出来事に対して
心からそう思わなければならない。
『ありがとう』と。
そして大切なことは
それを伝えなければならないということだ。
そうすれば
毎日が新しい感動の連続になる。
自らが恵まれているということに気づき
それに対してありがたいと心から感じる心の素直さを持つだけで
何気ない出会いさえ
見慣れた風景でさえ
自分の人生におけるかけがえのない
素晴らしい瞬間に変えることができる。
成功した人生とは
幸せな人生である。
幸せな人生とは
人生におけるすべての日を幸せで満たすことであり
すべての日を幸せにするということは
今日を絶対的に幸せにしなければならないということである。
そのためには今日一日を感謝で埋めることだ。
自ら持っているすべての恵みを数え上げて
できるだけ多くのことに『ありがとう』を言うことだ。
新しい発見にありがとう。
その発見に引き合わせてくれた
過去のすべての出来事にありがとう。
人との出会いに
自らの持つ大いなる力に
他人の大いなる力が創り出した物に
自然の恵みに
今日一日生きていることに・・・
とにかくすべてに対して『ありがとう』と言える生き方をすること。
これが
今日一日
自分にだけでなく自分のまわりにいる人を幸せにする方法であり
つまりは自分を含めた多くの人の人生を
この上なく素晴らしい物にする方法である。
賢者といわれる者はこのことをよく知り
誰よりも多くの『ありがとう』を口にする人なのだ。
最後の賢者の教え② 《与える》
人生において欲しい者を手に入れるためには
手に入れたいと思うものを与える側にならなければならない。
感動の多い人生を送りたければ
感動させてもらう側にいては
本当の感動の半分も手に入れたことにはならない。
感動させる側になって初めて
真の感動を十二分に味わうことができるのだ。
このことは感動に限った話ではない。
たとえば勇気を手に入れたければ
それをくれる人やものを探し求める側ではなく
人に勇気を与える側に。
何かを身につけたければ
それを教わる側ではなく
教える側に。
人から認められたいのなら
認められるのを待つ側ではなく
認める側に。
そして
人から愛されたければ
愛されるのを期待するのではなく
愛を与える側にならなければ
本当の意味での欲しているものを
手に入れることはできないのだ。
多くの者はそれらを
どうやって手に入れるかということばかりを考えている。
しかし
本当に手にいれたいものであればあるほど
どうやって人に与えるかを考えなければならないのだ。
もちろん
与える側になるということは
単に受け取ろうとする側でいるよりも
はるかに大変な苦労を強いられるのも確かである。
しかしながら
そうしてでも
どうしても手に入れたいのならば
与える側になる必要があるのだ。
そのときに味わえる感覚は
単に人から受け取った場合と
比べものにならないほど大きな喜びとなり
その境地に立つことは
自分の欲しいものを
心から人に与えようとしたことがある者のみに
与えられる特権なのだ。
感動の多い人生は間違いなく幸せにな人生である。
そういう人生を欲するのであれば
それを与えてくれるものや
そういう人を探す旅に出るような生き方をしても
決して満たされることはない。
人に感動を与える生き方をすることこそ
本当に感動的な生き方なのだ。
誰よりも多くの人に感動を与えた人間こそが
誰よりも感動的な生き方をしている人なのだ。
最後の賢者の教え③ 《誕生》
人間は何度だって生まれ変われることができる。
昨日までの愚者は
今日
賢者として新しい誕生を迎える可能性を持っている。
そしてその可能性はすべての人にある。
そのきっかけになるのは
一人の人間との出会いかもしれない。
一冊の本との出会いかもしれない。
何がきっかけになるかはわからない。
しかし
自分が今日を新しい自分の誕生日とするたびに
それまでの自分とは違う新しい人生を始めることができる。
昨日までのその人を知る者は
その変化をあざ笑うかもしれない。
しかし
だからといって
今日を自らの誕生日として
新しい人生のスタートにすることをためらう必要はない。
自らの人生を素晴らしいものにするために
生まれ変わろうとするとき
他人がどう思うのかなど
全く気にする必要はないのである。
確かに今さら変わったところで
受け入れてもらいないこともあるかもしれない。
しかし生まれたときは皆
ゼロからの人生をつくっていくものだ。
あらかじめ決まっていることなど何もない。
生まれたばかりの人間が
自分の生まれる前のことを
あれこれ思うということもありえない。
本当に
今日が自分の誕生日と思うのであれば
同じことだ。
生まれる前のことをあれこれ考える必要などない。
今日から
ゼロから人生をつくっていけばそれでよいのである。
昨日までの自分が
どうだったからと言うことに関係なく
人間は今日から新しい人生を始めることができるのだ。
いやむしろ
毎日をそうしなければならない。
それができるということを信じ
自らの集めてきたパズルのピースから目をそむけず
しっかり
そして素直に自分自身を分析し
そして変わろうとする勇気を持つだけで
人は
一日もあれば賢者になることだってできるのだ。
そう
誰だって
今日という日をすべての成功を
手に入れることができる最高の賢者としての
人生の第一日目にすることができるのだ。
そのことを理解するものだけが
最高の賢者としての人生を始めることができる。
《抜粋:賢者の書 喜多川 泰 (著) 》
今日もありがとうございます