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今からお伝えする六つの躾は
子育てだけでなく
社員教育でも使っていただけると思います。
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みやざき中央新聞に掲載されていました
八田哲夫氏の記事です。
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まず1つ目は
自分からあいさつをすること。
当たり前のように思えますが
これができない人も結構いるんですね。
親御さんから
「どうやってあいさつさせればよいのですか?」と
聞かれることもありますが
答えは簡単です。
親が子どもに「おはようございます」と言えばいいだけです。
親からの「おはようございます」に対して
子どもが確実に「おはようございます」と言えるようになったら
今度は「おはよう」と声をかけてみます。
それに対して「おはようございます」と返すことができるか。
ここが大事なポイントです。
これはあいさつだけでなく
目の上の人に対する敬意の元になります。
2つ目のポイントは
靴をそろえることです。
幼稚園や保育園の下駄箱をみれば
その園にけじめがあるかどうかすぐ分かります。
3つ目は
良い姿勢で座ることです。
良い姿勢というのは背もたれを絶対使いません。
今日参加されている皆さんは
背もたれを使っていない方が多いですね。
それって「もっと聞きたい」と思ってくださって
身体が前へ行っているからです。
話が面白くないと姿勢は後ろに行きがちです。
そこで、話がつまらなくても
背もたれを使わない姿勢をつくってみると
心が連動してやる気も出てくることがあります。
4つ目は
「はい」の返事です。
名前を呼ばれたら「はいっ!」と返事をする。
これはぜひ小学校に上がるまでには身に付けたいですね。
たかが返事ですが
返事一つでイメージが全く変わります。
「八田君」 「はいっ!」
「八田君」 「はーい」
「八田君」 「はい、はい」
言い方一つで印象が全然違いますよね。
気持ちのいい返事を0.2秒で返せるかどうかで
相手との関係がうまくいくかが決まるといっても過言ではありません。
ここまでの4つができるようになると
必ず約束を守る子どもになります。
これが5つ目のポイントです
最後6つ目のポイントは
早寝早起き朝ごはんです。
これだけは
家でお父さんとお母さんしかできない躾です。
躾というのは
しつける側からすると面白くも何ともありません。
ですので、少しでもおもしろおかしくやってみることが大事です。
子どもの能力は伸び始めると
どんどん勝手に伸びていきます。
だから先生と親の役目は
何も支援しなくても子ども自身が
自分のできることをどんどんやれるような状況を1日も早く作ってあげることです。
そんな最高の子育ては
輝いている大人の姿を見せることです。
お母さんが家で「家事するの最高!」と言ったら
子どもは早くお母さんになりたいと思います。
お仕事をされているお父さんが
「ただいま!今日も仕事が面白かったから
もう1回行ってきまーす」なんて言ったら
子どもは「仕事ってそんなに面白いんだ」と思えるのです。
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輝いている大人の姿を見せること。
今日はクリスマスイブ
家族に乾杯ですね。
今日もありがとうございます